前回のブログで気管支喘息になった話を書きましたが、あれから症状がだいぶ良くなりました。
まだ少し咳が出たり声がかすれたりはしていますが、苦しさは全くありません。
どうやら完全に治まるまでに1ヶ月はかかるみたいですね。
前回のブログはコチラ。
さて、みなさんは英検を受けていますか?
英検2級以上を持っていると、大学受験でかなり有利になります。
実際、私は英検2級を持っていることで、語学分野の必修科目4単位分を担保として付与され、受ける科目が少なく済みました。
かなりラクでしたよ~。
※大学によって異なります。
今回は高校生の頃に英検2級を受けて二次試験の面接で落ちた話です。
もちろん再試験で受かってますよ。
10年ぐらい前の話なんですけどね。
受かる話じゃないんかい!と思ったそこのあなた。
「こういう部分も見ていますよ」っていう情報も仕入れないと受かるものも受かりませんから!
参考程度に見ていただけると幸いです。
そもそも英検の二次試験って落ちるの?
え、何をしたら落ちるの?
普通に受け答えできてたら受かるんじゃないの?
そう思われる方もいらっしゃるかとは思います。
その通り。
普通に受け答えができてさえいれば受かりやすいです。
ただ、話の内容をしっかりと理解し、その質問に見合った回答をしなければいけないというのが大事です。
いや、当たり前じゃん。……って思うでしょ?
その質問に見合った回答、あなたは英語でできますか?
こういうことですよ。
では、私が二次試験で落ちた経緯をご紹介します。
パッセージに描かれた絵が分からない
英検2級では、パッセージが渡され、そこに描かれた絵を見て短いストーリーを組み立てるというのがあります。
一見簡単そうに思えるかもしれませんが、あの試験時間内に絵の内容を理解して、それをさらに英語でストーリーを組み立てないといけないんですよ。
私は、パッセージに描かれているのが何の絵なのかが分かりませんでした。
この人たちは何をしているんだろう?
これは一体何のシーンだろう?
絵の中には「数日後」などの表記はあるものの、最後のシーンが前のシーンとどんな繋がりがあるかを全く想像できませんでした。
日本語ですら話を組み立てられないんだもん、英語でなんてなおさらできるわけないじゃん!
絵を見て瞬時に話を組み立てる訓練が必要なのかもしれません。
日本語でもいいからとりあえず絵の内容を理解する必要があります。
英検は想像力と、その想像したものを英語で伝える力を見ているのではないでしょうか。
フリークエスチョンの内容にまったく答えられない
これが1番点数を左右したことだと思います。
英検2級はパッセージの内容とは別に、フリークエスチョンというのがあります。
基本的には「〇〇について賛成ですか、反対ですか?またそれは何故ですか?」という、いわゆる論理的思考を見ているといったもの。
ここまでは分かるのですが……。
聞かれたのは、
クレジットカードについて、あなたはそれを持つ方がよいですか?
それとも持たない方がよいですか?
またそれは何故ですか?
当時私は高校生。
クレジットカード持ってないからメリットもデメリットも分かんないよ!
いや、待てよ。
クレジットカードは持っていなくても普通の高校生ならメリット・デメリットって答えられるのか?
これが答えられないってことは世間知らずすぎると思われてるってこと?
こう考えてしまい、聞かれた内容は分かるのに黙り込んでしまったのです。
試験終了後にこれについていろんな人に相談したところ、
「クレジットカードを持ってないのでその良し悪しは分かりませんが、いつかクレジットカードを持った時に失敗しないように使っていきたいです」
……って答えればよかったのに
という意見が多かったです。
試験監督は、良し悪しとその理由を聞いている。
つまり、答えとしてはAかBと、その理由だけを答えるというものであり、選択肢にないCは答えてはいけない。
選択肢にないことを答えるというのは減点される要素で、そう答えたことで「いやいや、聞いてないことを答えちゃいけないよ。私はAかBかと聞いているんだ」と言われてしまうのではないかと思ったのです。
英語がいくらできても、日本語ですら返せないようなことを聞かれてしまっては答えようがないと言いますか。
たしか、「クレジットカードを持つのは良くないことで、理由は現金の方が安全だからです」という頓珍漢な答え方をしたように思います。
論理的思考の「ろ」の字もない回答で草。
そら落とされますわな。
ただ今となっては、論理的思考ができなくても、分からないなりに理由をしっかり伝えて、会話として成立させる方が少なくとも黙っているよりは点数に入りやすいと思っています。
黙っているよりは。
まとめ
英検2級の二次試験では、クレジットカード以外にも時事問題について多く問われます。
フリークエスチョンは、模範解答こそないものの、いかに自分の意見を知っている英単語で繋いでいくかがポイントになってくると思います。
私のように、ボキャブラリーが貧困だと答えられることも限られますし、そもそも日本語で考えても答えられないものは英語でも答えられません。
ニュースは見ていた方がいいです。
ただ、それでも分からないものは仕方がないので、分からないなりに思ったことをスラスラと繋いでいけたら点数にはなると思います。
黙ったら負け!
これから英検を受けようと考えていらっしゃる方への参考になるかどうかは分かりませんが、誰かのためになれば幸いです。
英検の取得頑張ってください。
また、ご意見などありましたらコメント欄をご活用ください。
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